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退所児童に贈る家電のご寄付がありました

 NPO法人プラネットカナール様は東京を中心に、きれいでまだ新しい一人暮らし用の家電を必要でなくなる人から集め必要としている児童養護施設を巣立つ若者に届けるという活動を行っている団体です。

 今回、色んなご縁から軽井沢学園の自立退所をする児童にもというお話しを頂き、わざわざ東京からお越しいただき、贈呈式を開催しました。

 児童養護施設を退所する児童は生活するにあたり家電家具、車等の購入、新生活を整えるだけで相当な資金が必要になります。国や県から補助は出ますが、自立資金を作るため在園中は必死にバイトをし、生活資金を貯めます。ですが、寂しさが故か、退所後は必ずと言っていいほどお金の問題がつきまといます。

18歳で一人暮らしをする児童の心境は計り知れないほど不安なのです。

そんな心境を推し量っていただき、退所する児童に向けて冷蔵庫、洗濯機、電子レンジのご寄付を頂戴しました。

贈呈式には東京から遥々お越しいただいたプラネットカナール様をはじめ、ここまで寄付物品を運ぶためにご尽力いただいた首都圏物流様にもお立合いいただき、退所予定の児童に家電を贈呈させていただきました。

ご寄付があるといつも思うのですが、世の中には様々なご縁やお気持ちがあるのだと実感させられます。

こういったご縁やつながりを通して、今後、生活する子ども達もたとえ嫌なことがあっても「世の中捨てたもんじゃない」と少しでも思ってもらえたらと思います。今日の贈呈式は退所する子が今後、過去を思い出した時にそんなことを少しでも感じてもらえそうな温かなひと時となりました。

プラネットカナール様、首都圏物流様、遠藤農園様、リユースにご協力頂きました皆様、そして、色んなご縁をつなげて下さった「にじいろじかん」竹内様、この度はありがとうございました。

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